冷間精密鍛造×精密切削

冷間精密鍛造×精密切削

冷間精密鍛造×精密切削 冷間精密鍛造は、製品を最終形状まで一気に加工することが可能です。また、切削では時間のかかる異形で複雑な形状を、一発成型も可能です。ミクロン単位の精度を要求される部分のみ、さらりと精密切削を行うことで効率的に最終形状まで仕上げます。
 冷間精密鍛造と精密切削。各々の特徴を最大限に生かした製造工程を組むことにより、お客様に最大限のコストメリットをご提供できます。


一貫工程のメリット

 鍛造、切削をそれぞれ別会社で行う場合、会社間でのやり取りにおいて連携を取ることが難しく、スピードが遅くなり、コストを最小限に抑えることが困難になります。
 当社では鍛造と切削両方の製造工程を組むことが出来るため、製品によりお互いの特性を考慮しながら、最良のバランスになるように微調節することが容易で、製造時間の高速化とコストの最小限化を実現しています。
一貫工程のメリット



当社の所有する金型

当社の所有する金型

当社では、数百にもよる金型を所有しています。時代に即して変わるお客様のニーズに対しても幅広くお答えすることが可能です。

鍛造による成型

鍛造による成型

鍛造のみと鍛造と切削によりできた製品の比較。(左:鍛造のみ、右:鍛造と切削加工済み)鍛造により、ほぼ完成品の形状を成型することができます。



 現場の声

小松常務
小松専務 勤続9年
冷間精密鍛造× 精密切削が生まれたきっかけは何でしょうか?

 創業以来、輸送機器業界のボルト製造を社内一貫加工にて行ってきました。冷間鍛造品を転造し、熱を加え、表面処理を施す事で付加価値を高めてきました。
 その特徴を活かし、更なる付加価値向上を目指して切削加工の分野へ挑戦しました。
 社内一貫加工生産の為、2次加工先の無い当社の生産体制・品質保証体制に輸送機器業界から非常に多くのニーズがありました。

冷間精密鍛造× 精密切削における一番のポイントはどこでしょうか?

切削工程で、どれだけ削り代を削減できるかが一番のポイントです。削り代が少なければ少ないだけ精度良く製品を加工する事が出来ます。
 その為に、冷間鍛造では真円度や直角度、真直度などを徹底的に管理しています。ノギスやマイクロでは評価できない部分を当社では日常的に管理しています。

冷間精密製造× 精密切削工程で他社と異なる点や優位性は何でしょうか?

 切削工程での最適な鍛造形状を、鍛造する側と切削する側が日常的に会話しながら、改善出来る事が一番です。
 社内一貫加工を最大限に活かし、鍛造・切削それぞれの工程で一番良い状態の素材形状を、スピードを持って開発、改善出来る事は他社と比べ、非常に大きなメリットです。鍛造で、最適な素材形状を開発する事で、切削では1パス加工で仕上げる事が出来ます。
 当社の切削工程は、1工程25秒以内の加工時間でミクロン代の精度を保証します。